
iPS細胞や中枢神経系を中心とした再生医療研究の世界的第一人者である慶應義塾大学・岡野栄之教授が、本学大学院の特別講義のため来学されました。
講義に先立ち、岡野教授は疾患モデル研究センターを訪問され、当センターの活動内容をご覧いただきました。iPS細胞やAIを活用した疾患モデル研究の取り組みに対して、高いご評価をいただきました。また、岡野教授は当センター主任の塩澤教授の恩師でもあり、今回のご来学は特別なご縁を感じる機会ともなりました。
特別講義では、iPS細胞由来神経幹細胞を用いた脊髄損傷治療や、ALS(筋萎縮性側索硬化症)に対するiPS創薬研究の最新知見が紹介されました。さらに、小型霊長類であるコモンマーモセットを活用した最先端の研究についても、未発表データを交えたご講演がありました。
当センターにおいてもコモンマーモセットの研究が開始されており、今後の医学研究へのさらなる貢献が期待されます。
特別講義の様子はこちら
https://www.kurume-u.ac.jp/faculty/topics/68d49077bbb7bf8f180535e4/