X線撮影装置

　この装置は、単雄電源AC100V又はAC200Vに接続し、32kWの出力を持つ高周波インバーター方式の動物用X線撮影装置で、犬・猫・鳥の撮影及びテレビシステムとの組み合わせにより、透視撮影も行うことができます。次の特徴を備えています。

1.X線装置全ての機能を凝

　撮影にはAPR機能・AEC機能（オプション）、透視撮影には、ABC機能を搭載しスポット撮影も可能とし、X線装置に求められる機能は全て搭載しました。

2.撮影条件に設定は、独自のイージーオペレーション

　動物の種類、体重、部位、撮影方向のキーを押すだけのイージーオペレーション。診断に最適な撮影条件が自動的に選択できるアナトミカル方式を採用。煩わしい条件設定の操作から解放され、いつでも情報量の多いX線写真が得ることができます。また、X線造影検査、特殊検査などの特別な撮影条件に変更したい場合は、マニュアル操作による撮影条件の設定が可能です。

3.透視機能の組み合わせが可能です。

　テレビカメラ・テレビモニタを組み合わせることにより、被写体位置決め等に便利な透視撮影ができます。

4.インバーター方式を採用しています。

　ばらつきのない高画質が確保されます。

5.AC100V形の装置では、通常の１００V電源で使用できます。

本装置は、シンチレータを内臓し、これにより入射X線を光に変換して、さらにその光をセンサーによって光電変換して得られた電荷をX線画像情報として蓄積し、これを読み取り画像データとして表示することを目的とした画像読み取りシステムです。

特徴

1.多様な連携機能

　DICOMをはじめ、多様なプロトコルに対応しており、市販されている様な医事会計システムや電子カルテシステムと連携させることが可能です。

2.様々な入力に対応

　CR画像およびAeroDR画像、DICOM画像、非DICOM画像やデジタルカメラで撮影した画像も取り込むことが可能です。

3.様々な出力方法

　フィルムやホスト機器への出力をはじめ、市販の汎用プリンター、CD／DVDなどの各メディアに出力することが可能です。

4.多様な画像加工

　濃度、コントラストなどの画像処理、画像上に文字や線を描くアノテーション機能など様々な方法で画像を加工することが可能です。

　また、動画を再生することも可能です。

5.セキュリティ

　各ユーザーにIDとパスワードの入力を求めることにより、セキュリティを強化しました。